エゾタンポポ

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 昨日まで続いた梅雨のような空は、今朝はまるで忘れたかのように晴天となった。今日は、稚樹調査のために白旗山に向かう。
 白旗山では来年FISのノルディックスキー大会が行われる。ルール改正に伴う新コースの造成が進むと同時に、廃道となるコースの森林復元が検討されている。今回はその基礎調査である。復元すべき対象が幅6mのスキーコースで、かつその周辺には人工林ではあるが、カラマツ林を始めとする森林が広がっていることから、自然侵入の促進が最も短期間に自然林に復元する方法と考えたために、現時点でどの程度の稚樹発生量があるかを調べるのである。本来であれば復元のポテンシャルを推定するためにシードトラップ調査もあわせて実施することが望まれるが、カラマツ林内の広葉樹の侵入状況などから大半の場所で自然侵入の可能性が高いと判断した。これは仮説なのでいずれ検証する必要はあるのだが…。

 さて、コース内外の状況を見て回っているときに、同行のSさんが「あっ、エゾタンポポ!!」。コースの表面は牧草類で被覆され、かつ山菜採りやきのこ採りの人たちが多く出入りしていることもあって、まるで路傍植生とでも呼びたくなるような状態なので、そこかしこに咲いているタンポポもてっきりセイヨウタンポポと思っていた。

 なるほど苞は反り返っていないし、花茎もがっしりしている。このところ、ずっと何気なくしか眺めてこなかったので、エゾタンポポは久しぶりに見たような気がする。自生のタンポポは次第次第にセイヨウタンポポに押され自生地を狭められているのだが、今日は何となくほっとした気分になった。「まだ、捨てたもんじゃないなぁ…」札幌の自然は。

 ダニの歓迎にもあったが、森の中の可憐な花々は歩きまわった疲れを癒してくれる。

 今日はセッティングだけで明日から本格的な調査を始める。小雨決行なのだが、いい天気であって欲しい。

□今日の花リスト
ニリンソウ
クルマバソウ
オオタチツボスミレ
マイヅルソウ
オオバタネツケバナ
ノミノフスマ
フデリンドウ
ヒトリシズカ
エンレイソウ
シロバナエンレイソウ
チゴユリ
(順不同)

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