ササバギンラン

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 今日は滝野公園で札幌大谷幼稚園・札幌大谷第二幼稚園の職員研修のお手伝い。札幌大谷第二幼稚園の園長先生とは昨年の「道民森づくりネットワークの集い」で知り合い、その後滝野公園の利用に関するヒアリングを通じて何度かお話しするようになった。そのなかで滝野公園での「森林体験プログラム」にも興味を持っていただき、いろいろお話ししていくなかで、ぜひ一緒にやってみたいとの希望があり、今日まで準備を進めてきた。

 今回は、ちょっとした人の手が加わることによって、森の見え方がずいぶん変わることを実体験してもらおうということで企画を進めた。実際の企画を進めたのは高野ランドスケーププランニングのYさん。私は、関係機関との折衝など調整役。現在森林整備や施設整備が進められている滝野公園森林体験ゾーンの一角で、「森林景観をつくる」ということでプログラムを進めた。

 幼稚園の先生方に手鋸や鎌を持ってもらい、いわゆる除伐やササ刈りの作業をプログラムとしてやってもらった。これだけならただの森林ボランティアの活動では?という疑問もわくだろう。先に森林景観といったが、今回はミズナラの大木がある場所やシラカンバ・シナノキなどが込みあった広葉樹二次林を対象として、ミズナラが映えるようにするためや広葉樹林をすっきりと見せるための周辺整理をした。ただ作業するだけでは何も面白いことはない。切ったり刈ったりしてからがポイントである。玉切りした丸太をどう積むか、刈ったササをどう処理するか、これを各グループごとに考えて、森のアートをつくってもらおうというということである。

 午前中1時間半、午後約2時間、小雨交じりからけっこうな風雨の中、みなさん夢中でアートしていました。ただ、お昼を食べた後、小雨交じりにもかかわらず「さぁ、外に出て、続きをやりましょう」といわれたときはかなりどっきりしたご様子でした。終わってみると、それはそれで達成感を得ていただいたようで、企画サイドとしては自画自賛した。

 帰りがけ、同じチームのSさんが「あっ、ササバギンランが…」。振り向いてみると何株か咲いている。ちょっと暗めだし、ピントが合うかどうかわからなかったが、SONY-DSC U20で撮ってみることにした。
 
 今日の花は「ササバギンラン」:Cephalanthera longibracteana
 ササバギンランは、ササの葉に似ているギンランから名付けられている。ギンランは花が白いことから(牧野富太郎「牧野新日本植物図鑑」:北隆館)。
 Cephalanthera:ギリシア語起源で、cephalos(頭)+anthera(葯)の合成語。蕋(ずい)柱の頭部にある大きな葯の形から名付けられたという(前出、牧野)
 longibracteana:長い包葉がある(前出、牧野)。

 今週は、研究会や出張やらで不在の時が多い。昨日、一昨日は「エゾマツ研究会」で久々に東大の富良野演習林に行ってきて、これまた久々に原生状態に近い森林に接し感激して帰ってきた。明日からはフットパスのシンポジウム参加のために山形県長井市に。ふるさとに帰るので高校の同級生に会えるのが大きな楽しみだ。
 

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