ナナカマド

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 あるときに友人から、「本州からのお客さんを案内していて、街路樹でたくさん白いまぁるい花が咲いているのは何?って聞かれたんですけど、何の木でしょう?」とメールが入った。

 「ん?ん?」としばらく考える。ちょうど今ころの時期で、ふとベランダから外を見ると、そう、そういう花が咲いている。ナナカマドである。ナナカマドの赤い実は皆さんの記憶には強烈で、思いの外花が咲くことは忘れてしまうらしい。たわわに実をつけるためにはそれと同じ数だけ花が咲く必要があるわけで、その花期が今頃なのである。
 
 ナナカマドは属は違うけれどもエゾヤマザクラなどと同じバラ科に属する。上原敬二「樹木大図説」によれば「小禽好んで食す」とあるが、本当かなぁ?実は晩冬まで残り、連雀類などが渡りの時に一斉についばんで、一夜にして実がなくなることがある。この時期まで実が残っているということは、決して鳥が食べてもおいしいのではなく、餌に事欠き最後に残った実を食べているのではないかと想像している。山岸喬・敦子「北海道の木の実」には、「味は苦みと渋みがあり、食用には適しません。しかしヨーロッパなの欧州ナナカマドは、ジャムや果実酒の原料になります。」とある。増殖しやすい樹種で、2001年の札幌市緑化推進部の調査によると、市内の街路樹では最も数が多く、札幌市内には約3万5千本ほど植えられている。

 それにしても今日は雲一つないさわやかな一日だった。お昼にはサンドウィッチを持って久々に芸術の森へ行った。写真は事務所前のナナカマドの写真のみだが、芸術の森はエゾノコリンゴが盛りを迎えていた。

□今日の花リスト□
・エゾノコリンゴ
・ナナカマド
・リュウキュウツツジ
・ヤマツツジ
・ヨドガワツツジ

そうそう、このあたりではライラック(紫)はまだまだ盛りだ。

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