チューリップ

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 ここ6年ほど国営滝野すずらん丘陵公園で森林に関わる様々な調査や企画・計画に関わっている。今年度もいろいろありそうなのだが、とりあえずこの春から林床野草の増殖に関わる取り組みに参画している。

 滝野公園でこれから開園が予定されている区域は、現況の森林を活かした形で利用が進められることになっている。半分近くがシラカンバを中心とした二次林で、林床にササ類が密生している。このために自由に森林の中に入り込むこともできないし、また林床植物の種数も少ない。もうちょっと気持ちよく楽しめる森林にしたい、という考えから、春植物の導入が検討されている。一般に春植物は種子散布能力が低く、かつ他の植物等の競合にも弱いようで、なかなか簡単には広がらない。環境条件のために出現箇所が限られるのか、それとも種子散布能力なのか、一概にはいえないようだが、今回はササ類の除去などによって条件を整備し、種子や苗を供給してやれば生育していくのではないかと考え、実験区を設定することにした。一般に春植物は北向き斜面で、比較的表層が不安定な場所に多く見られる。今回は、そんな常識にちょっと挑戦してみようかと思い、南向き斜面だが比較的土壌が乾燥しにくい場所を選んで実験区を設定してみることにした。

 今日は、環境条件の内の光条件を相対照度で捉えるために、照度測定に出向いた。この時期は、林内の相対照度は50%程度であった。

 で、今日は白いチューリップである。これは滝野公園でも森林ではなくカントリーガーデンと呼ばれるお花畑に植えられているものである。この時期、様々な品種のチューリップが最盛期を迎えている。真っ赤なものもあれば、オレンジ・イエロー、そして二種類以上の色が混じり合った花、八重の花、縮みのような花、実に様々である。かつてオランダではこのチューリップが投機の対象になった時期があるということだが、これだけ品種が多くなると珍しがられるものはきっとそんなことになったのだろうと妙に納得して帰ってきた。

□今日の花リスト□(今日はまじめに観察していないが…)
・チューリップ(いろいろ)
・そのほかの園芸種
・ベニバナイチヤクソウ

※ベニバナイチヤクソウは、「移植すると匍匐枝をだしてその先に芽をつけるので、株を分けて増やす」(北海道の森林植物図鑑・草花編)とあるので、これは使えそう。

 

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