コンフリー

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 7月に入りようやく安定した気候になってきたかのように思う。昨日今日は、夏の青空だ。ただし、焼けつくような暑さではなく、風はどことなく冷たいし、日陰はひんやりとする。
 昨日は税理士事務所のKさんとの打ち合わせの後、久々だからと奥さんとスープカレーの店「サボイ」に向かう。「サボイ」は札幌静修高校の裏手にあり、次男の高校が近いことから、奥さんと次男は何回か行っていたらしい。私も昨日で2回目なのだが…。昨今の流行のスープカレー、私はあまり得意ではないのだが、ここのは「いける」。「何が?」といわれると、味音痴に近い私としてはうまく表現できないのだが、おいしい。説明になっていないなぁ…。

 事務所の隣にある元農家の端っこにコンフリーが咲いていていた。本当はイボタの花を撮ろうと思ってカメラを手にしたのだが、まだ蕾で開花しているものはほとんどない。ふと周りを見渡すと、コンフリーが咲いていた。
 コンフリーはヨーロッパ原産(北アメリカという説もある)の草本で、野菜として日本に移入されている。若い柔らかい葉を天ぷらにして食べるとおいしいのだそうだが、山菜類などちょっと癖のある野菜類が苦手な私としては、まだ食べたことはないような気がする。

 今日の花は「コンフリー(ヒレハリソウ)」:Symphytum officinale
 コンフリー(confrey)の語源までは調べていない。和名のヒレハリソウを漢字で書くと「鰭玻璃草」。牧野(牧野富太郎,1981,「牧野新日本植物図鑑」:北隆館)によると、「鰭は茎のひれ、玻璃は白花のものになづけられたのであろう」ということだ。コンフリーという名で野菜として認められるようになったのは昭和40年ころからだというから比較的最近のことである。
 属名のSymphytumは、ギリシア語起源のことばで、symphytom(癒合する)から由来するという。切り傷に薬効があることから名づけられたという。種小名のofficinaleは、薬用のとか薬効のあるという意味である(いずれも牧野,1981)。ということは、「office」ということばも薬屋さんと関係したことばなのだろうか?
 このような学名の由来からもわかるように、コンフリーは古くから薬として利用されていたようである。根にも葉にも組織を収斂させる作用があり、胃潰瘍や癌・貧血症などに効くといわれていた時期があったようだが、現在は内用するのは危険であると考えられている。しかし、葉の抽出液や根の煮だし液はうがい薬になるほか、外用薬として用いられ、腫れ物・ニキビ・あかぎれの洗浄液として使われている。揉んだ葉や根をすりおろしたものは、打ち身・ねんざ・切り傷の湿布薬としても使用するそうだ。なお、コンフリーは「魔法の草」・「奇跡の草」と呼ばれるほど生育が旺盛で、栽培はきわめて容易ということだ。(園芸植物大事典,1994,:小学館)

さて今週は、根室・釧路、余市、滝野とあちこち出張の予定だ。そして週末は「協働コーディネーター養成講座・札幌編」。ほんとうは「晴耕雨読」というような生活を送りたいものだと思うのだが、なかなかどうして、結局今日も青空なのに明日から出張の準備で一日が終わってしまう。

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