ネジバナ

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 お盆休みも暑い日が続く。事務所にいてもエゾゼミの鳴き声が響いてくる。本当はこの休み期間中に造園学会北海道支部会での発表ポスターをつくらなくてはならないのだが、気分が乗らず、写真を焼いたりホームページをつくったりと、やっぱりやっていることは「お休み」モード。
 このお盆期間中、東京の大学に行っている息子が帰省してきている。奥さんと違って何を話すわけでもないのだが、顔を見るのはうれしい。これから卒論やら次の学校への進学やら何かと忙しくなるらしく、次に会えるのは来年の夏になるかもしれないという。
 で、昨日は息子のためと称して庭で焼き肉をすることになった。まぁ、奥さんと二人でいそいそと買い物に行ってあれこれ買い求めてきたのだが、いざそのときになると本人は前日のオールナイトが効いていて、私たちが思い描いたような食欲ではない。大学も4年になると周囲からは「おじさん」扱いらしいのだが、なるほど食欲を見るとよくわかる。中学・高校の時ほどの食欲を求めるのは無理らしい。
 それでも、私たちだけの食事からするとずいぶん食べた。晩になってほっと一息ついたら、奥さんが「あら、今日は日ハムの試合だったわ…」。そういえば何かの懸賞で内野席が当たっていたのだった。すっかり頭のなかは「焼き肉」で、プロ野球の試合のことなんてすっかり忘れてしまっていた。
 日中は買い物以外に出かける気にもならず、庭に咲く花々をねらってのんびりと撮影会。そういえば今年もネジバナが咲いている。家の前にはカスミソウ、植えた覚えはないのだけれどと妻の母がいうトルコギキョウなどなど。もう少し花の季節は続く。
 ネジバナはどちらかといえば湿った環境に育ち、湿原の近くなどでよく見られる。何かの弾みで火山灰が基盤の我が家の庭にも生えている。けっこう絵になり、これまでも何回か撮影に挑戦している。

[今日の花]
ネジバナ:Spiranthes sinensis
ラン科ネジバナ属の多年草。和名は別名「モジズリ」という。「捩摺」と書く。牧野(牧野富太郎,1981)によれば「捩り摺り」の意味で、この花がモジレて巻く様を説明した名前という。ネジバナは花がねじれて付いているから、という見た目そのままの名前である。学名も同じような意味で付けられていて、属名Spiranthesはギリシア語起源で「speiria(らせん)+anthos(花)」。花茎がよじれるので花がらせん状につくためだという。sinensisは「支那の」という意味。

[参考文献]
牧野富太郎,1981,牧野新日本植物図鑑,1060,北隆館

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