特別講義

 滅多にないことなのだが、大学で特別講義をしてきた。
 昨日、酪農学園大学の村野教授の授業、「森林・緑地計画学」(2年生対象)と「環境緑地論」(3年生対象)の2コマで、「森林管理への新しい試み」という題で話してきた。本当は最近の動きだけに絞って話したかったのだが、学生さんたちにどの程度の予備知識があるのかがわからなかったので、日本・北海道の森林の概要を説明し、さらになぜ森林管理が必要なのか、これまでどのように森林が管理されてきたのかなど順追って説明し、最後に現在の課題とそれに対する新しい考え方や試みについて話してきた。
 これまでも何度か講演などで人前では話しているのだが、最初の「つかみ」が難しい。今回は、最初に赤・黄・緑のカードを配っておいて、ちょっとしたクイズ形式をとりながら話に対する興味を引くとともに彼らの森林に関する知識の程度を確かめることにした。率直に言うと、たいした「つかみ」はとれなかったようだ。また、クイズで聞いた内容はこれまでの授業ですでに話されていたことだったようだが、けっこう頭のなかを素通りしているらしいこともわかった。三十数年前の自分を重ねてみると当然で、森林のことなどを聞いても我が身のこととは思えないので、そうそう知識は身に付かないのだ。
 今でこそ、そんなことをえらそうにいうのだが、実は林学科を卒業したときに樹種の識別はほとんどできず、勤めてから必要に迫られて覚えるようになったのだ。
 昨日の授業は、ほとんど実体験のない学生に講義してきたのだが、説明のまずさも十分にあって、どこまで理解されたか、ほとんど不明である。2年生については夏休み明けに滝野公園で森林実習があり、そのお手伝いをすることになっている。本当はその後に森林管理の話をすれば理解されたのだろうが、残念ながら順序が逆になってしまった。現場体験、実体験をした後に、もう一度彼らに話をしてみたいものだと思う。
 

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