カボチャ

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 ここ一週間ほど真夏となった。
 日曜日は「北海道植物友の会」の例会で恵庭公園に行くことになっていたのだが、この暑さのなか毎日調査やらプログラムやらをやっていたのでいささかバテ気味で、朝起きることができず、行かずじまいとなった。が、こういい天気になると一日中じっとしているのも落ち着かず、やっぱり出かけようか、ということで、恵庭の「エコリン村」へ。周囲の人何人かにエコリン村の名前は聞いていて、庭園もできているということなので、一度はいってみなくっちゃ、と思っていた。
 まずは、暑い。熱いの方がいいくらい。
 エコリン村は大きくは4つのエリアに分かれていて、ガーデニンググッズを扱っている「花の牧場」、10haの敷地に30のテーマガーデンがある「銀河庭園」と2つのレストラン「満天食堂」・「らくだ軒」から構成されている。今回、昼食は恵庭の「思君楼」がお目当てだったので、レストランは覗いていない。
 花の牧場、かわいい花々からゴージャスな花々、たくさんの種類をそろえている。それに小物類も実に様々。ガーデニングをやっている人には垂涎なんだろうなぁ、と思いながら私の目はもっぱら野菜なんかの方に向いていく。実は、今回のお目当ては「トマトの森」だったのだ。これまで一本のトマトで部屋中を満たしている光景がある、ということはテレビなどで見たことはあったのだが、本物は圧巻。まるでブドウの房やひょうたんがなっているかのように、「トマト棚」からたわわにぶら下がっている。何はともあれ「ほぇ~!」と感激して帰ってきた。
 次は銀河庭園。ここは有料で、お一人さま800円。10haはやはり広くて、ことにひと休みできるところは入り口の反対側にあるので、なんだかんだ奥まで行かざるを得ない。妻の母はちょっと膝の調子が悪いため長丁場はつらそうなので、車いすを借りる。園路は土を突き固めた舗装(なんていうのかな?)で、通常歩く分には歩きやすいのだが、ところどころゆるんでいて車いすを押すのがちょっとたいへんなところもある。「エコ」が一つのテーマなので、水を循環させるという意味では適してるのだろうが、ひと工夫欲しいところだ。
 30のテーマガーデン。なるほど一つ一つなにがしかの意図があるのだなぁ、というところまでは理解できるのだが、今ひとつ説明不足の感はある。ことに今年開園したばかりで植物が十分に育っていないことも一因なのだろうが、少し説明が欲しいところだ。
 それにしても新しい公園や庭園は樹木が大きく育っていないので木陰がない。暑かった。

今日は実「カボチャ」
 このカボチャ、「ベレーボ」という名なのだそうだ。「ベレー帽」じゃないんだね、なんて言いながら眺めて歩いた。
 「牧野新日本植物図鑑」というのは、まぁたいへんなもので、「カボチャ」をひくとちゃんと出てくる。聞き古した話だが、カンボジアから来たからカボチャと呼ぶようになったと書いてある。今食べているものの多くは北・中米が原産のものらしい。
英語では当然パンプキンなのだと思っていたが、「英辞郎」によれば、日本のカボチャは「squash」で、ハローウィンに使われるオレンジ色のカボチャが「pumpkin」なのだそうだ。
 ウリ科カボチャ属。属名の「Cucurbita」はヒョウタンの古代ラテン語から転用されたもの。cucumis(ウリ)+orbis(円形)という2つのことばが組み合わさったものだという(牧野富太郎,1981)。

 銀河庭園は、実は9月の造園学会北海道支部大会で現地に行く予定だったのだが、当日は滝野公園での第2回森づくりセミナーと重なってしまったので、一足先に行くことにしたのだった。庭園の話は、後日、ということで…。

[参考文献]
牧野富太郎,1981,牧野新日本植物図鑑,1060,北隆館

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